9月5日 DSの二ノ国の魔導書が好きだった
二ノ国はDSソフトだが、3DSを買って以降はもうずっと3DSでやっている。
今後DSを使うことがあるのかわからないが、愛着がありすぎて捨てられない。
二ノ国は、作画をジブリが担当していたり、音楽を久石譲が手掛けていたり、ソフトとともに分厚い魔導書が付いていたりとものすごい豪華さで、DSソフトの中では当時結構異色だったイメージがある。
私はソフトを貪るように遊ぶ兄の横でそれを眺めたり、魔導書を読んだり解読したりしていた(ソフトは1つしかなかったから)。
魔導書は、いつ読んでもワクワクする。
見た目が洋書みたいでゴツくてかっこいいし、中にはたくさんの呪文の描き方や二ノ国の地図、イマージェンという二ノ国の生物について、それに二ノ国に伝わるおとぎ話のようなものまで詳細に書かれており、冒険心を大いにくすぐられる。
最後の方のページには二ノ国の文字があいうえお順に並べられていて、タイトルや本の中に散らばったそれを解読することができる。
該当のページからそのページに戻っては1文字ずつ解読する作業が、とても楽しかったことを覚えている。
何かの本で読んだが、感情が伴った記憶は忘れにくいというのは本当らしい。
多分兄はラスボスも倒してクリアしたんだろうと思うが、私はゲームの最後の方のシナリオが記憶にない。ちょっとの間ソフトを借りてデル・モカール(二ノ国内のラスベガスみたいな都市)でカジノをやったことは覚えているのに。
そういえば、確か私はあれでブラックジャックのルールを覚えた。
ドラクエなどにも言えることだが、カジノで寄り道するの、楽しすぎやしないかと思う。カジノステージが出てきたらとりあえず1等の景品と交換できるくらいまで稼ぐし、カジノで手に入れたレベルに似合わぬド派手な装備で低レベルなモンスターがいるところを闊歩する。
ゲームでカジノをやるのはメダルゲームや本物の賭場で遊ぶよりお金も労力もかからないから、結構いいと思っている。本当にギャンブルをやると身を滅ぼしそうだから、そういう意味でも自分にはゲームでのギャンブルが妥当だ。
話がそれてしまった。閑話休題。
昨日兄弟と話していたらDSの話になって、無性に二ノ国がやりたくなったのでやり始めた。
懐かしさと面白さで感情の昂りがものすごい。
ここ数年で二ノ国の映画が公開されたりソシャゲ化されたりもしていたが、自分の中でDSの二ノ国を超えることはなかった。
映画はそもそも見ていないから何とも言えないが、ソシャゲの方は事前予約もしてリリース日にやり始めたものの、ログインボーナスやランキング維持の圧迫感に疲れてやめてしまった。もしかしたら自分とソシャゲの相性が悪かっただけなのかもしれない。
そういう部分でソフトは買いきりだから気が楽でいい。
だらだら文字を打っていたら0時になってしまったので、もうこの辺にして投稿する。