とりとめのないこと

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9月23日 パワーパフガールズとマザーグース

弟がカートゥーンネットワークを見ていた。

私も久々にパワーパフガールズを見て、ふとマザーグースを思い出した。

 

 

           女の子って なんでできてる?

 

           女の子って なんでできてる?

 

             おさとうに スパイス

 

             すてきなもの いっぱい

 

            そんなもんで できてるのよ

 

 

昔は博士が誤ってケミカルXを混ぜてしまったのはそういう設定だからだと思っていたが、どうやら上記のマザーグースのパロディーだったらしい。

作品の背景とまではいかないが、それに近しいものが知れたようで嬉しい。

 

私は日本で生まれ育ったから小さいころマザーグースを教わる機会に恵まれなかったが、カートゥーンネットワークが世界で親しまれているチャンネルであることを考えると、アメリカやイギリスの人は「これってそういうことかな」と思いながら見ていたのかもしれない。

 

なんだかパワーパフガールズが日本で製作されたものではないことを間接的にわからされた感じがして面白い。

洋画で「それは○○人とかその地域で生まれ育った人にしか笑えない」みたいなブラックジョークを耳にしたときに似ている。

その手のジョークが飛んでくると、映画がどの層に向けて作られたのかが分かって「おお」と思う。

この場合の「おお」には、自分が視聴者として想定されていないことに対する疎外感も少し含まれている。でも「わからない人にはわからないでいい」みたいなその感じも好きだから、楽しむにはわかる人になるしかない。

 

文化史の本とか読んで勉強するべきなのかな。