9月15日 夜道
深夜に街灯のない暗ーい道を通ると、ふとしたものが人に見える。
ゴミ袋とか、フェンスにかけられたよくわからない布とか。
ゴミ袋はうずくまっている人、布はぬぼーっと立っている人に見えて、結構通る道なのに毎回びっくりする。
シミュラクラ現象に少し似ているが違う。名前はあるんだろうか。
最近はそれらがある場所を把握したので、「今回は本当に人かもしれない」と思って怖いもの見たさで振り返ってしまったりもする。
「どうせ今回も人ではない」と高をくくって振り向いている節があるから、本当に人だった時どうなるやらという感じだ。
ゴミ袋と布以外にも、夜道だと人に見えるものはわりとあるような気がする。
見返したら面白そうだし、次から見つけたら記録しておこうかな。